寿命が長い耐震性のある家
では、次に3つ目のポイント、十分な耐震性を確保するためにどんな家を建てるべきかという部分について解説させて頂きます!長い年月を過ごす住宅ですから、末永く強度を保てるだけの安心設計を選びたいところですよね。
長期優良住宅
2008年に公布された長期優良住宅普及基本法によって奨励されている長期優良住宅。これは、日本の住宅を長年支配していたスクラップ&ビルド(建てては壊し、また建てるという意味)の姿勢を改め、200年単位で使用し続けられる住宅を造ろうという試みです。
というのも、日本の住宅というのは世界と比べて圧倒的に寿命が短く、明らかに非効率的な状態だったんですね。もちろん地震大国の日本で住宅が長持ちしないのは当然という側面もありますが、それらを差し引いてもちょっと異様でした。なぜって、欧米では100年前後が当たり前という住宅の平均寿命が、日本では30年にも満たなかったのですから。
大昔の技術で建てられた法隆寺だの唐招提寺だのが平然と建っているのに、どうして30年前の家屋が取り壊さなければならないほどに老朽化するのでしょう?実は戦後の高度成長期で、日本は不動産までも消費材と捉え、造っては壊したほうが経済が回りやすいという理由で100年単位の耐久性までは確保していなかったのです。奈良時代・平安時代ですら100年以上も続く建物を建てられた以上、平成の日本に出来ないはずはなかったというのに。
これを大きな問題と捉え、改善を目指すのが長期優良住宅の計画なのです。世代を超えて受け継がれる家屋を日本のスタンダードにすることで、無駄をなくし家屋の質を上げようということですね。日本は、1人の人間が生涯で大地震に遭遇する確率は30%程度と言われるほどの地震国家。200年使える住宅ならば、1度や2度の大震災であれば問題なく乗り越えられるだけの耐久性を持っていなければなりません。長期優良住宅は、それだけの耐震基準を満たした住宅です。未来のスタンダードになるであろう長期優良住宅を、是非とも検討してください。子の代・孫の代まで続く安心を手に入れるチャンスです。
SE構法
そして、さらに耐震性を高めたいという方には構造計算を行うSE構法をオススメします。綿密な計算のもとに衝撃を分散する構造をつくるので、かなりの強度を期待できます。
長期優良住宅+SE構法を組み合わせることで、圧倒的な安心を手に入れることができます!