ここは最重要!耐震性
2つ目のポイント、耐震性の重要性についてお話したいと思います。
震災の被害
まずは住宅の耐震基準に関する基礎知識をまとめますね。
実際のところ、2011年現在の耐震基準に即した家っていうのはわりと頑丈。ですから、大きな地震が来たからといって次々に崩れていくというリスクはそれほど高くないんです。
東日本大震災の被害状況を思い出してもらえれば納得して頂けるかと思います。地震の揺れで倒壊した家屋はそんなに多くありませんでしたね?倒壊した住宅の多くは津波の勢いで崩れたものでした。もし、津波さえ来なかったなら、揺れだけであんなに大きな被害を出すことはなかったのです。
一方、阪神淡路大震災を思い返してみると、この時は揺れによる倒壊が続出していました。震源は海じゃなかったので、津波も来ていませんが、被害は大変に大きなものだったのを覚えている方も多いでしょう。
東日本大震災で建物の倒壊が少なかった理由
なぜ、東日本大震災では地震の揺れによる家屋の倒壊が少なかったのでしょうか?
実は、1981年5月31日までの耐震基準と、それ以降の基準には大きな差があるのです。実は阪神大震災で崩れた家屋のほとんどは、この旧基準によって建設された住宅だったわけなんですね。当時の木造住宅は、少し古くなると震度6の揺れにも耐えられなかったのです。それ以降、新耐震基準に合った建物が増え、旧耐震基準の建物は修築が施されました。その取り組みが実を結び、2011年には揺れに弱い建物が減っていたのです。(悲しいことに、揺れ以外の要因によって多くの犠牲者が出てしまいましたが…)
このように、日本の耐震基準は日々進歩しています。出来事の1つ1つを教訓に、新しい基準・新しい技術が編み出されていきます。現在も、より安全な住宅を日本のスタンダードにするため、長期優良住宅を推進する計画が進められているわけですね。
もっと安心できる未来のために、住宅の耐震性をしっかりと考えてみませんか?